聞いて欲しい。
聞きましたね?
では良さを語っていきたいと思います。
怪盗Vを見逃すな
最近シャニソンに追加された楽曲です。そうつまりライブ映像があります。 曲とセットでライブ映像が見れるって最高ですね。
曲調としては戦隊ものって感じでアップテンポな感じです。 ライブ映像だとないですが、後ろで爆発エフェクトが被っても納得です。というか曲中花火上がってますし。
戦隊ものといえば果穂ちゃんですね。 「V」って付いてることからあきらかにジャスティスVを意識してるなぁ〜感ありますし。
これ聴きながら音源を初めて聞いてる果穂ちゃんの顔を想像するとこっちまで嬉しくなっちゃいますね。
個人的に好きなポイントとしては各メンバーが「ぶいっ!」って言うところですね〜 特にチョコ先の「ぶいっ!」がかわいくて好き。
裸足じゃいられない
泣き曲です。 これの歌詞読みながら朝の4時に泣いていた異常一般成人男性は私です。 だってさぁ歌詞が!歌詞が良いのよこれ!
いくつか引用すると
勇敢にストーリーメイカー 大胆にスニーカーライナー 解き放った一筆描いてこう 走ってゆこう
(裸足じゃイラレナイ 作詞/作曲: ats-(Blue Bird's Nest) 2024年)
いきなりサビ。 まるで放クラが夕方の土手を走ってゆくような情景が浮かんできますね。泣きました。 「解き放った一筆」って歌詞から走りながら指で線を描く様子が連想できて、それはきっと先頭を走っている果穂ちゃんが指を伸ばして走ってるからだろうなぁ...なんて想像してます。
逆光のカーテン開いて 感情がブレながら 思い切って 飛び込む景色は 裸足ではいられない
(裸足じゃイラレナイ 作詞/作曲: ats-(Blue Bird's Nest) 2024年)
この「逆光のカーテン」っていうのは恐らく朝開いたカーテンって意味。 そこに思い切って飛び込むって事は外に飛び出すって事。
そこにタイトルにもある裸足ではいられないが加わることで、より急いで飛び出そうとしてるようなワクワク感が伝わってくるなぁと。 しかも裸足じゃないって事は遠くに行くって事なので、ワクワク感がより一層強調されてるように感じる。
向き合う一歩で ズキンと痛んで気付けること きっと ずっと たくさんあるね
(裸足じゃイラレナイ 作詞/作曲: ats-(Blue Bird's Nest) 2024年)
泣きました。今引用してる最中でもウルっときてる。
放クラはメンバーの学校も年齢もバラバラだから、ぶつかることもあるねよって意味だと勝手に解釈してます。 そう、これ放クラ自身の曲って解釈ができるんですよ。
この曲を放クラ自身の曲って解釈で見直すと、最初に引用いたサビとかすごく良くないですか?
次は2番サビのこれ。
晴天のナーバスランナー 涙腺とスパークリングウォーター 弾けそうな 胸にきゅっと沁みる こぼれてく
(裸足じゃイラレナイ 作詞/作曲: ats-(Blue Bird's Nest) 2024年)
喧嘩してしまった後泣きながら走る様子が浮かんでくる... 「涙腺とスパークリングウォーター」っていう組み合わせがすごく良くて、スパークリングウォーターの刺激が沁みる悲しさと ただ悲しいだけじゃない青春特有の爽やかさがよく表われていると思う。
成長は順番じゃない 感情が増えてくんだ 眩しくって 透した 手のひら 掴むにはまだ早い
(裸足じゃイラレナイ 作詞/作曲: ats-(Blue Bird's Nest) 2024年)
この歌詞も気にいってる部分で、成長っていう線形に変化していくようなものをそうじゃないよって言っている所とその後の「感情が増えてくんだ」って歌詞が個人的にすごく救われた。 僕は世間一般の人と比べて欠けてる部分が多いなっていうのがちょっとしたコンプレックスだったりするので、自分の出来る範囲で伸ばしていけば良いよって言ってくれてるような気がして嬉しかった。
最後の2行はひとりじゃなくて他に何人かいて、その人の手を引きたいけどそれを抑えてるって描写だと思ってる。 前の2行を踏まえると、**一緒にいる人が成長するのを待っているように見える。**すごくあったかいですね。いつか手を掴めるようになって欲しい。
踏み出す一歩で もしかして君が迷っているなら ずっと ずっと ここにいるから 負けるなガンバレ You ready? Go!
泣きました。さっきからずっと泣いてんな...
ここまでストレートな励まし久々に聞いたかもしれない。 この歌詞で聴き手の背中を押している側の歌って事が分かって、それって放クラの事で、 最後の「You ready? Go!」は一番サビでも出てきたけど、それはずっと聴き手の事を待ってくれてたんだなってのがここで分かって、 心にあったかいものが沁みわたってくる。
裸足じゃイラレナイのは恐らくロックに分類される曲だと思うのだけど、 ロックにしては珍しくかなり寂しさと感じさせる雰囲気になっている。
前に紹介した「怪盗Vを見逃すな」もロック調だけどこの点において「裸足じゃイラレナイ」は特別だし、 なんなら他の放クラ楽曲にはない特徴なんじゃないかなと思っている。
この寂しさはなんなのか、と言えばこれは放クラ考察界隈なら常識の「放クラが過ごす時間のメタファー」ってやつだと個人的には解釈してます。 放クラでいられる残り時間、青春の終わり... そういったものを感じさせたいがためのこの曲調なのかなと思いました。
だからこそ「今」を全力で楽しみたい。楽しむからこそ最後の「靴紐 ムゲン エガケ」なのかなと思いました。
放クラはいつだってクライマックス!次の新曲、イベントも楽しみしてます!
追伸: イベントコミュ「many screens」も見てください。泣くので。