AppRunっていうサービスがβ版で公開されていた
ざっくり言うとGCPのCloud Runみたいなやつで、レジストリに登録したdocker imageを良い感じに実行してくれる。
とりあえずNginx
どんな感じかなと思いとりあえずNginxをデプロイしてみることにした。
さくらのコンテナレジストリからしかデプロイできないので、まずさくらのコンテナレジストリを作成する必要がある。
レジストリに関しては以下のサイトが分かりやすい。パスワードまわりは後のdocker iamgeのpushで必要になるので、気を付けて設定する。
上の記事にレジストリへのpushまで載っているので、そこまで作業を終わらせる。
次はAppRunのコンソールに移って、「アプリケーション作成」のボタンをクリック。 アプリケーション名とかよしな設定した後にコンテナ情報を設定する。
コンテナイメージは先程pushしたコンテナイメージを指定する。
あとは作成ボタンを押せばアプリが作成される。 アプリケーションがデプロイされるまで2,3分かかるのでしばらく待った後、ステータスが正常になっていればOK。
所感
実際に使ってみて、レジストリにpushしてからデプロイするのでリポジトリの場所に制約がない(なんならリポジトリなくても良い) し、PaaSみたくお手軽にデプロイできるのが良いなと思った。
あとCloud Runとかは触った事がないので、この機会に触ってみようと思った。
さくらインターネットはCDNとかも提供してるので、Lustreで書いたフロントをCDNで配信して AppRunで提供しているAPIを叩いてアプリケーションを動かせたりしたら面白そうだな〜と思っている。
そうなるとDBまわりのサポートが欲しいのだけど、さくらではフルマネージドなMySQLが使えるそうなので そういう面でもフルスタックなアプリケーションを構築するとっかかりになりそうだな〜と思った。
なんにせよ手軽にアプリケーションをデプロイできるのが魅力なので、β版のうちに色々試してみたい。
今回は手動でデプロイしたけど、login-actionとbuild-push-actionを使えばできそう。そのあたりも試したい。
あと卒業制作を担当しているグループのデプロイにも採用しようと思っているので、Djangoのデプロイも試したい。